7月21日バイデン米大統領(81)が2期目を目指した11月の大統領選から「撤退する」と表明しました。
また、民主党の後継候補としてカマラ・ハリス副大統領(59)を支持すると発表し、話題になっていますね。
しかし、このハリス副大統領がアメリカでは不人気だというのです。
そこで今回は、なぜハリス副大統領が不人気と言われているのかを調査してきました!
カマラ・ハリス副大統領はなぜ不人気なのか
- カマラ・デヴィ・ハリス
- 1964年10月20日 (59歳)
- 第49代副大統領
- 民主党
- アフリカ系アメリカ人(黒人)女性としては2人目、南アジア系アメリカ人(インド系)としては初の連邦上院議員
2020年、黒人女性として初めて副大統領に就いたハリス氏ですが、
いったいなぜ、不人気と言われているのでしょうか?
調査したところ、4つの理由があるようなので、詳しく見ていきましょう!
不人気な理由①:政策の難しさと成果の欠如
ハリス副大統領はバイデン政権で移民政策を担当していますが、この政策が非常に難しく支持を得られていません。
世論調査では、政権の移民政策を支持する人は35%に過ぎないとされています!
移民政策はどこの国でも、とても難しい課題と言われています。
ハリス副大統領も苦労されているようですね。
不人気な理由②:人種差別と性差別
ハリス副大統領は女性初、黒人初、アジア系初の副大統領ということで、多くの差別にさらされているようです。
世論調査では、女性からの支持は高いものの、白人男性からの支持は低いという結果が出ています。
アメリカでも、まだまだ人種や性差別は無くならないようですね。
不人気な理由③:マネージメント能力の不安
周辺では最側近の上級顧問兼首席報道官シモーヌ・サンダース氏をはじめ4人も離職が相次ぎ、内部の不協和音も指摘されている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/155583
副大統領室の士気は低空飛行で早々に幹部スタッフの辞職が続出しているという。
https://www.spf.org/jpus-insights/spf-america-monitor/spf-america-monitor-document-detail_102.html
「スタッフの辞職が続出」ということで、パワハラ疑惑もネット上では噂されているようですが、
しかし、少なくともマネージメント能力を疑われるのは仕方ない気もしますよね。
不人気な理由④:失言が多い!?
ハリス副大統領はインタビューや公の場での発言において失言が多く、その結果、支持率が低下しています。
特に、「マレーズ(沈滞)」という言葉を使ったことが大きな失態とされています。
▼▼失言については次の章で詳しく解説しています!▼▼
カマラ・ハリスの失言の内容とは…
ハリス副大統領はいったいどのような失言をしてしまったのでしょうか?
「マレーズ(沈滞)」
アメリカがエネルギー危機などで苦しんでいた1979年、当時のカーター大統領は国民に向けてテレビ演説を行い、アメリカの「自信の危機」を指摘した。
カーター自身は「マレーズ」という言葉を用いたわけでなかったが、この演説はマレーズ・スピーチと呼ばれるようになった。
翌80年の大統領選でカーターが再選に失敗したこともあり、政治の世界で「マレーズ」は負け犬を即座に連想させる言葉になっている。
ハリスがインタビューでこの言葉を使ったことは、超弩級の失態と言わざるを得ない。
https://www.newsweekjapan.jp/sam/2022/01/post-79.php
ハリス氏はテレビインタビューで、今日のアメリカ社会のムードを「マレーズ(沈滞)」という言葉で表現したのですが、
これが、アメリカの政治の世界では負け犬を連想させるとして、失言と捉えられているよう。
「私は欧州にも行ってない」
この発言は、移民政策担当のハリス氏にアメリカ側の「現場」である国境を視察しないことを疑問視され、
「国境を訪れる気はあるのか?」と尋ねられた際に放った言葉。
移民政策担当である以上、現地の視察をするべきだとは思うのですが…
「私は欧州にも行ってない」
全く別の地域を引き合いに出したのは良くなかったのかもしれませんね。
「国境に来ないで」
初外遊であった6月初旬の中南米訪問中、グアテマラでの記者会見で
「アメリカ国境に来ないで」
とハリス氏は発言し物議を醸しました。
「移民に冷淡だ」と党内左派から反発を受けたと報道されています。
まとめ|ハリス副大統領が不人気な理由
ハリス副大統領が不人気な理由をまとめると、
- 政策の難しさと成果の欠如
- 人種差別と性差別
- マネージメント能力の不安
- 失言が多い
アメリカの副大統領という難しい役職ですので、批判が集まりやすいということもあるのかもしれません。
不当な差別と戦うハリス氏には、ぜひ頑張ってより良い国作りをして欲しいものです。
11月の大統領選挙に注目です!
最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント