NHKの朝ドラ「おむすび」は、2024年9月30日に放送が開始されました。
橋本環奈さんが主演を務めていますが、視聴者からの反応は厳しいものとなっているようです。
中には「打ち切り」まで求める声もあるようで…
NHKの朝ドラ「おむすび」とは
2024年9月30日から放送中で、橋本環奈さんが主演を務め、
脚本に「正直不動産」や「ハコヅメ」を担当した根本ノンジ氏が起用されています。
「おむすび」は、福岡・神戸・大阪を舞台としたオリジナル作品で、
橋本環奈さんが扮する“平成ギャル”が、人々の健康を支える栄養士の道を歩みながら様々な縁を紡いでいく人生を描くストーリー。
しかし、いまのところ評判があまりよくないようで…
どうしてなの?
おむすびがつまらない理由は
何が原因なのか、不評な点をまとめてきました。
1|ギャル文化への反発
「おむすび」は平成時代のギャルをテーマにしていますが、特に中高年層からは「ギャル語や文化が受け入れられない」との声が多く上がっています。
SNS上では「朝からギャルはキツい」といった批判的な意見が多く見られ、これが視聴者離れの一因となっています。
2|前作との比較
前作「虎に翼」が高評価だったため、「おむすび」との比較が避けられず、視聴者の期待に応えられていないという意見が多く見られます。
この比較により、「おむすび」の評価がさらに厳しくなっている面があります。
虎に翼は、「歴史に残る朝ドラ」と評する人もいるほど、多くの視聴者の心を掴んでおり、
雑誌の500人へのアンケートでは、2013年以降の朝ドラの中で「一番おもしろかった」作品の2位に選ばれました。(1位は「あまちゃん」)
前作が人気過ぎたのは辛いところだね…
3|オリジナルストーリーへの不安
過去の朝ドラでは実在の人物や出来事を基にした物語が多く、そのギャップを楽しむ要素があったため、オリジナル作品への抵抗感が見られます。
ちなみに、前作「虎に翼」は日本初の女性弁護士・女性判事の三淵嘉子さんがモデルで、
次作は、やなせたかし・小松暢夫妻がモデルの「あんぱん」
次々作は、小泉八雲・セツ夫妻がモデルの「ばけばけ」が放送予定となっています。
4|ストーリー展開の遅さと共感性の欠如
環奈ちゃんは可愛いけど、お話しは面白くない
テンポが悪いしありきたりだし安っぽい
ストーリーにあまり奥行きを感じないので見続けるモチベーションを保つのが難しい
このように、第一週目で脱落してしまった方が多いようです。
また、主人公や登場人物に対する共感が得られていないことも問題視されており、
視聴者が物語に入り込めない要因となっています。
「嫌いだったトマトをいきなり美味しいと感じる」や「全身濡れたはずが、直後に服が乾いている」
といった展開が、ご都合主義や、安っぽいなどと批判されているようです。
初めましての人たちの中で家族のあまり知られたくない過去を平気で話す脚本に初回から不安しかない
5|B’zの主題歌が「これじゃない」感?
平成のギャルが主人公ということで、その時代を代表する超大物アーティストのB’zが、
初めて朝ドラに楽曲を提供すると言った流れになったようです。
ところが、こちらも評判が芳しくありません。
とはいえ、曲自体への批判というよりも、ドラマのつまらなさに曲が被害を受けていると主張する声がほとんどでした。
日刊SPA
B’zが無駄遣いされている
オープニングの編集がダサすぎて曲が残らない
平成のギャルが主人公のドラマに、B’zの楽曲がイマイチ馴染まないと言った声があるようですね。
おむすびに対するネットの反応は
ルッキズム否定がテーマのひとつと思われたドラマで、ルッキズムの見本のようなセリフをヒロインが
朝ドラって昔はこんな感じでしたよ。特に何が起きるわけでもなく、主人公の日常を描く。つまらないのたくさんありました。ゲゲゲの女房から面白いものが増えてきて、毎朝見るようになりました。男性も観るようになって期待値が高まってしまったように思います。つまらないなら見なければいいんですよ。
本人が嫌がっているのに無理矢理ギャルに引き込まれそうになっているのが辛い。
好きで楽しくてならいいけど、嫌々を毎朝見せられるのも。そもそも平成でもギャルは一部の文化だし。
地道に栄養士を目指すで良い気が今はしている。
当時のギャルに対する解像度の低さも指摘されているね…
ギャルは今でも人気あるからね!
過去に朝ドラが打ち切られたことは?
朝ドラは1961年から続く長寿番組シリーズで、これまで一度も途中打ち切りされた作品はありません。
全ての作品が予定通り最終回まで放送されています。
例えば、2022年の「ちむどんどん」は視聴率が低迷し、ストーリー展開への批判も多く、
一時は「打ち切り説」が『女性自身』など週刊誌で報じられました。
ネット上では「#ちむどんどん反省会」を含んだ投稿が、50万を越える事態になったと言います。
しかし、これらの作品も含めて、全ての朝ドラは最終回まで放送されています。
NHKは視聴率の変動や批判があっても、半年間の放送を貫くことを基本方針としているようですね。
朝ドラは、もはや日本の文化の一つだものね!
まとめ|朝ドラのおむすびが打ち切りのピンチ?
様々な要因から、「おむすび」がつまらないと言われる理由を探ってきましたが、
まだ始まったばかりですし、NHKの関係者によると「想定内」とのコメントもあるようです。
これから展開に期待したいですね!
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