SNSを中心に人気を集めている「ラブブ」というキャラクター。
ラブブ(Labubu)は、香港出身のアーティスト龍家昇(カシン・ロン)氏が2015年に制作した絵本『謎のブーカ』に初登場したキャラクターです。
とある理由で一気に広まったものの、「いつまで流行るのか?」「すでにオワコンなのでは?」という声も出始めています。
ネット上では熱狂的なファンがいる一方で、急激なブームの終焉を予想する人も少なくありません。
本記事では、
✅️ラブブがどのように広がったのか、
✅️今後どのくらい人気が続くのか、
✅️そしてオワコンと言われる背景について徹底解説していきます。
人気のラブブとは

流行のきっかけは…
ラブブが爆発的に注目を集めたのは、2024年に韓国の人気K-POPグループBLACKPINKのリサが自身のSNSでラブブのぬいぐるみを紹介したことがきっかけです。
この投稿を皮切りに、リアーナやBTSのVなどのセレブがラブブを愛用している姿がSNSで話題となり、
世界的なブームへと発展しました。
一方で、2025年には偽造品の急増や、SNSでの「ラブブの呪い」などの話題が広がり、
一部のファン離れが進み、ブームのピークが近づいている兆候も見られます。

ラブブはいつまで流行る?過去事例から推測

似たような“デザイナーズトイ”・ブラインドボックス人気の例(Molly、Sonny Angel、キティ・スヌーピー等)では、
2~3年の爆発的ブーム後に定番キャラクター化・緩やかな収束が見られました。
いつまで流行りそうか?
- 今の供給・抽選戦略、新作コラボが順調なら「2027年にサンリオIPを超える」という予測報道あり
- 一方、デザイナーズトイは、“飽き・模倣・転売問題・偽物”で急速に人気が終焉した事例(例:KAWS、Molly等)が複数存在
- 限定・抽選・SNS拡散力が維持されれば、定番化する可能性も
似た流行事例と比較
- Mollyフィギュアは、2017年ごろに中国・日本で爆発的流行、2020年以降は緩やかに収束して定番化
- Sonny Angelは日本発→世界拡散、2010年代半ばのブームが1~2年で終わり、その後は固定ファン層とゆるやかな新商品戦略で継続
- KAWSトイはアート投機性で急上昇→転売・偽物氾濫で一時ブーム終了、その後一部復調
- キティやスヌーピーは爆発的流行後も「定番キャラ」として安定運営に成功した数少ない例
ブーム終焉の典型的パターンとは…
- デザイナーズトイは「限定感が薄れた時」「新作がマンネリ化した時」「転売・偽物問題が拡大した時」に一気に話題性が失速する傾向
- POP MARTの場合、“新作頻度・コラボ・収集層の分厚さ”で対策中だが、量産・値上げ・信頼低下が続くと急速に縮小するリスクあり
まとめると、

すでに偽物や高額転売は存在しているらしいけれど…



固定ファンが付くかで決まるのでしょうね。
【悲報】ラブブのポップマート株下落


(ブルームバーグ): 人気キャラクター「ラブブ」フィギュアを巡る熱狂が冷め、世界最大級の株高に終止符が打たれた。
製造元である中国の玩具メーカー、泡泡瑪特国際集団(ポップマート・インターナショナル・グループ)の時価総額は数十億ドルを失った。
ポップマートの株価は15日の香港市場で一時約9%急落し、4月以来の大幅な下げを記録した。
JPモルガン・チェースは材料不足と魅力的ではないバリュエーションを理由に同社の株式投資判断を引き下げた。
それでも、ポップマートの株価は年初来で180%超値上がりしており、依然としてハンセン指数のトップ銘柄だ。
Yahooニュース
ラブブはブラックピンクのリサさんや、デービッド・ベッカム氏ら著名人にも支持されましたが、
中国の二次市場でかつてのプレミアム価格を失いつつあるようです。
また、2024年には、ラブブが多くのアジア市場でブームを巻き起こし、
ポップマートの株価は一時4倍余りに跳ね上がりましたが、
現在は8月26日の最高値から約130億ドル(約1兆9200億円)、時価総額の約4分の1を失ったとのことです。



このまま定番キャラ枠まで逃げ切れるのかな?



ディズニーやサンリオのようになるには、簡単ではないでしょうね。
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