日本を代表するお菓子メーカー、亀田製菓の製品に、
「中国産」が含まれているという話題が注目されています。
一体いつから中国産原料を使用しているのでしょうか?
その背景には、コスト削減やグローバル展開の影響があるのかもしれません。
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目次
亀田製菓の不買運動に中国産商品の影
不買運動の原因
- CEOの発言:亀田製菓のインド出身のCEO、ジュネジャ・レカ・ラジュ氏が「日本はさらなる移民受け入れを」と発言したことが、愛国心を持つ人々の反感を買う結果に。
この発言が誤解を招き、企業への不信感を助長しました。 - 中国産原材料の使用:不買運動の直接的なきっかけは、「梅の香巻」に中国産のもち米が使用されていることが明らかになったことです。
この情報が拡散されることで、消費者の間での不安が高まりました。

いつから中国産のもち米が使用されることになったの…?



どうやら、2003年頃からのようです。
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亀田製菓の商品が中国産なのはいつから?


この年、亀田製菓は中国の山東省青島に「青島亀田食品有限公司」という現地法人を設立し、
同年12月頃から工場を稼働させて米菓の生産を開始しました。


この工場は主に現地市場向けの製造を目的としていましたが、一部の商品が日本にも輸入されています。
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中国産の原材料が使用されている具体的な商品は


- 梅の香巻:この商品には、中国産のもち米が使用されています。
亀田製菓の工場で生産されており、品質管理が行われていますが、原材料として中国産が含まれています。 - 海苔ピーパック:こちらも、もち米の一部に中国産が使用されています。
海苔とピーナッツの組み合わせが特徴のスナックです。 - つまみ種:この商品には、うるち米の中に中国産のものが含まれている場合があります。
具体的には、原材料表示に「うるち米(中国産、米国産、国産)」と記載されていることがあります。 - ピーナッツ:一部の製品では、中国産のピーナッツが使用されています。
例えば、亀田の柿の種などの製品に含まれることがあります。
亀田製菓の商品には、梅の香巻や海苔ピーパック、つまみ種、
ピーナッツなどに中国産の原材料が使用されているようです。








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亀田製菓の中国進出の歴史


- 2003年:中国・青島に「青島亀田食品有限公司」を設立し、亀田製菓の中国における最初の製造拠点に。
- 初期段階:当初は日本向けの米菓製造拠点として機能していた。
- 2008年頃:一部の製品で中国産米の使用を開始。
- 2013年頃:多くの商品に中国産米を使用するように。
現在の展開
亀田製菓は現在、中国国内市場向けの事業拡大に注力しています。
- 中国の消費者向けに商品の開発、生産、販売を実施
- 富裕層をターゲットにした販売戦略の展開
- 日系流通大手の中国出店に合わせた販売拡大
中国進出の背景は?
- 日本国内の米菓市場の停滞と少子高齢化
- 海外売上高比率を増やす戦略(2019年3月期までに30%を目標)
- 中国の地理的近さによる輸送コストの削減と原材料の鮮度維持
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まとめ|亀田製菓の原料が中国産になったのはいつから?
亀田製菓が中国産の原材料や製造を取り入れ始めたのは2003年からであり、
特定の商品に限定されています。
我々、消費者は、購入時に原材料表示を確認することで、産地を把握することが可能です。
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