7月に兵庫県副知事を辞職した片山安孝氏が、百条委員会で証人として呼ばれるなど、話題になっています。
元県民局長がパワハラを通報した件で、片山氏が「告発者探し」で追い詰めた音声が出てきたため、彼が黒幕ではないかという噂まで広がっています。
すでに退職金を受け取り辞職したことから「逃げた」との声もありますが、
辞職後の再就職先(天下り先)としてどのような組織が候補に挙がっているのか、調査を行いました!
片山安孝元副知事の経歴
- 名前:片山安孝(かたやま やすたか)
- 生年月日:1960年6月(64歳*2024年時点)
- 出身:兵庫県高砂市
- 出身高校:白陵高等学校
- 経歴
1983年中央大学法学部を卒業し、兵庫県庁に入庁。総務省自治行政局給与能率推進室に出向経験がある。
2012年 企画県民部管理局長、西播磨県民局長
2016年 産業労働部長、公営企業管理者
2021年4月 兵庫県信用保証協会理事長 同年9月 兵庫県副知事に就任
そして、2024年7月に「誰かが責任をとらなければいけないと思っているので、自分が責任を取らせて頂きたい」として、兵庫県副知事を辞職しました。
片山安孝氏の天下り先候補5選!
2024年7月、兵庫県から発表された「職員の退職管理に関する条例に基づく再就職状況の公表」と、
一般的な県庁幹部クラスの天下り先から推測していきます。
候補①|兵庫県関連の外郭団体の就任
兵庫県は2019年7月から21年6月までに退職した本庁課長・室長級以上の職員93人について、再就職の状況を発表した。再就職した91人のうち、県から出資や補助金を受けている外郭団体に約5割に当たる44人が採用されていた。
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兵庫県には、県の施策をサポートしたり、特定の公共目的を達成するために設立された外郭団体が複数存在します。
- 兵庫県信用保証協会:県内の中小企業に対して、信用保証を提供することで、企業の資金調達をサポートする団体
- 兵庫県職業能力開発協会:兵庫県内の労働者や求職者に対して職業訓練や能力開発の支援を行う公益法人
- 兵庫県国民健康保険団体連合会:兵庫県内の市町村や組合が運営する国民健康保険を支援・管理する組織
こうした県の関連外郭団体というのは意外と数が多く、再就職先としては最も可能性が高いでしょう。
候補②|民間企業への再就職
特に県と関係の深い地元企業や、県の事業に関わる大手企業などの可能性があります。
また、片山氏の産業労働部長としての経験を活かせる分野は多いでしょうし、元副知事としての人脈や知名度を欲しがる企業もあるかもしれませんね。
候補③|公益財団法人や社団法人の役員
地方自治体関連の公益財団法人では、片山氏の行政経験を活かせる役員ポストが与えられる可能性が高いですね。
例えば、公表された資料の中では「兵庫県国際交流協会」や「ひょうご産業活性化センター」「兵庫県まちづくり技術センター」等、各法人の名前が多数記載されていました。
公益財団法人と公益社団法人は、いずれも特定の公益目的のために設立され、政府の認定を受けた法人形態です。両者は公益性が重視され、公共の利益に資する活動を行うことが求められています。
いずれも社会的な信頼が厚く、公共の利益に寄与する役割を果たしています。
候補④|教育機関での役職
大学や研究機関の特任教授は、副知事としての経験から公務員制度や地方行政に関する講義や研究指導が求められることもありそうです。
候補⑤|コンサルタント業務
例えば、地方銀行や信用金庫の顧問などは、片山氏の地域経済振興の知識を活用できるポジションといえます。
再就職に困ることは無さそうね…
国政への進出もあるか?
維新の兵庫県知事の斎藤元彦知事の
— 料理研究所/東京移転(全国)料理教室/料理撮影など【公式】相互フォロー (@SaishokuCooking) July 13, 2024
味方の片山安孝 兵庫県副知事は
天下り就職先が「維新の会」で、大安泰での辞職でした。
死んだ方に申し訳ないなど一切ない、片山副知事で驚きました🫢
パワハラに関わっていないことが証明され、悪いイメージ等が払拭されれば、片山安孝氏を支援する党が出てくる可能性もあるかもせれません。
──兵庫県庁の中堅職員
「片山安孝副知事は“バカ殿”に仕える腹黒の家老。県政で一番、好き勝手にやっていた人です。退任後は日本維新の会の兵庫県連の役職に就く予定だったとされ、その当てが外れそうなので辞職会見で泣いたんだろうというのが庁内でもっぱらの噂です」
SmartFLASH
何事もなければ、退任後は日本維新の会の兵庫県連の役職に就く予定だったそうです。
片山安孝氏の天下りに関する世間の声は
片山安孝、天下り先
— 森 健翔🇯🇵 (@miette____) September 9, 2024
維新
まとめ|片山安孝元副知事の天下り先を特定?
結論として、片山安孝元副知事の天下り先は、彼の豊富な行政経験と専門知識を活かせる中小企業支援団体や地方自治体関連の組織が最も可能性が高いと予測されます。
ただし、最近の状況を考慮すると、当初は目立たない役職から始め、徐々に影響力を回復していく道筋を選ぶ可能性が高いでしょう。
そのため、直接的な経営陣への参加よりも、顧問や非常勤の役職から始めるのではないでしょうか?
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