パワハラやおねだり疑惑で連日報道されている斎藤元彦知事に「冤罪説」が浮上しています。
その背景には、港湾利権に関わったためという噂や、パワハラの訴えが実際には明確に行われていなかったという証言も出てきています。
ネットでは「斎藤知事がんばれ」という声も広がり、SNSの「X」では、ハッシュタグとして一時トレンド入りするほどでした。
斎藤知事がんばれがトレンド入り
斎藤知事に応援の声があがった経緯は
斎藤知事は9月10日の朝、報道陣に対して、あらためて辞職を否定し、続投の意思を示している。
「斎藤知事は、県民からの声について、7月以降も『いろいろあるが、頑張ってくれ』というものが多いとの認識を示しており、自身には批判よりも、激励の声のほうが多いと話しています」
Yahooニュース
この報道があった直後から、「#斎藤知事がんばれ」という投稿がトレンド入りする現象が起こったようです。
あまりの手の平返しに、なかには「大喜利タグはここですか?」や「頑張って辞職しろってこと?」といった懐疑的な意見も見られました。

いきなり応援の声が上がってびっくりしちゃうよね…



支持者としては、ずっと我慢していたのかもね
斎藤元彦知事は港湾利権で嵌められた?


特に「ひょうご埠頭株式会社」による不適切な使用料を指摘し、約14億円の剰余金が蓄積されていたことを明らかにしました。


港湾利権とは、港周辺で行われるさまざまな事業を巡って形成された利害関係のことです。
港湾は、日本の貿易や物流の要とも言える重要なインフラで、輸出入に欠かせない存在です。
そのため、港湾周辺で行われる事業は大きな利益を生むことが多く、この利潤を巡る利権が発生します。
これらの利権には、いわゆる反社と呼ばれる人々とも関わりがあると言われており、その陰謀に斎藤知事が巻き込まれたとされる説が浮上してきたわけです。
本当にこれで闇組織が暗躍する港湾利権にメスが入ったというのなら、県職員が怪文書をつくってどうこうという以前に、港湾事業を外部監査する公認会計士らやその家族などに嫌がらせが入るはず。
DIAMOND ONLINE
しかし、こちらの記事にもあるように、港湾利権絡みなのであれば、
実務にあたった職員ではなく指示をしただけの斎藤知事にのみ被害が及んでいるというのは少し不自然です。
また、実際の港の管轄は兵庫県ではなく神戸市であることから、斎藤知事が港湾利権絡みで嵌められたというのは、デマである可能性が高いです。
斎藤元彦知事のパワハラにも冤罪説が?




直後の報道では、職員の4割が目撃していたとの情報もあったのですが、
「人から聞いた」や「人づてに聞いた」というアンケート結果がほとんどで、決定的な証拠がないまま、疑惑だけが一人歩きしている可能性もあります。


- 「スキーウェアたかり事件」:たかりのようなニュアンスの事実は確認されていない。
- 「ワインおねだり事件」:ワインは贈ったが、PRとしてだった。
- 「浴衣祭り事件」:怒鳴ったり呉服店を貸し切ったりした事実は無かった。
- 「俺は知事だ事件」:怒鳴ったりなどしていない。「知事の斎藤ですけど話し合いしてました」と言っただけ。
メディア報道が過熱する一方で、実際の事実に対する疑問が浮かんでくる状況です。
ただし、あくまで一部デマだっただけで、実際にパワハラを見たという結果も1%確認されていますから、完全に「冤罪」と決めつけることも出来ません。
まとめ|【冤罪説】斎藤元彦知事は本当に悪いのか?
斎藤知事を巡る状況は複雑であり、港湾利権改革への取り組みと、それに対する反発、そしてパワハラ疑惑が絡み合っています。
冤罪の可能性は完全には否定できませんが、同時に自殺者が出ているという深刻な事実もあります。
今後の第三者委員会の調査結果や議会での動向が、この問題の真相解明に重要な役割を果たすことが期待されます。
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