最近オンラインカジノ賭博を利用したとして、
警察から任意聴取を受ける芸能人が後を絶たないことが話題になっています。
そもそもオンラインカジノは違法とされていますが、
それはいつからで、なぜなのでしょうか?
オンラインカジノ賭博に吉本芸人が

お笑いコンビ、令和ロマンの高比良くるま(30)、松井ケムリ(31)が15日、自身のYouTubeを更新。
一部で報道された、オンラインカジノで賭博をした疑いがあるとして、くるまが任意で事情聴取されていることについて、言及した。
日刊スポーツ
2月に入り、吉本興業の双子芸人「ダイタク」の吉本大と、
「9番街レトロ」のなかむら★しゅんが、
オンラインカジノの賭博容疑で警視庁から任意の事情聴取を受けていたと明らかになった後、
M-1チャンピオンである、令和ロマンの高比良くるまやさんや、
とろサーモン久保田さんも警察から任意聴取を受けていたことが判明し、話題になりました。

海外でカジノに遊びに行くってよく聞くけど、それは違法じゃないよね?
今回は、何が違法だったの?



そのあたりを、詳しく調査してきました!
オンラインカジノはいつから違法?


日本の法律では、賭博に関する規定があり、特に刑法第185条において賭博罪が定義されています。
この法律は、偶然の勝敗によって財物を得たり失ったりする行為を禁止しており、
オンラインカジノもこの定義に該当します。
日本における賭博の違法性は、インターネットが普及する以前から存在していました。
日本においてオンラインカジノが違法とされる根拠は、明治40年(1907年)に制定された刑法に基づく「賭博罪」(刑法第185条)および「常習賭博罪」(刑法第186条)です。
この法律は、偶然性を伴う勝敗に財物を賭ける行為を禁止しており、オンラインカジノもこの定義に該当します。
インターネットが普及する以前から賭博行為は違法とされていましたが、オンラインカジノの利用が問題視され始めたのは、インターネットの普及とともに利用者が増加した2000年代以降です。
特に2013年には、政府が「海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内からアクセスして利用することは違法である」と公式に言及しました。
オンラインカジノは、刑法第185条の「賭博罪」に該当します。
この罪は、以下の2つの要件を満たす場合に適用されます。
- 偶然の勝敗によって財物などを得たり、失ったりすること
- 財物や財産上の利益を賭けること
現在の法律と取り締まりについて
2022年には、岸田文雄総理がオンラインカジノの違法性を再確認し、
関係省庁と連携して厳正な取り締まりを行う意向を示しました。
また、2024年には、オンラインカジノの決済代行システムを開発した者が逮捕されるなど、
法的な取り締まりが強化されています。
法律の施行はインターネットの普及とともに強化されており、今後も取り締まりが続く見込みです。
オンラインカジノはなぜ違法?


- 国内外の区別がない
オンラインカジノが海外で合法的に運営されていたとしても、日本国内からアクセスして利用する場合は、日本の刑法が適用されます。
刑法第1条では「日本国内で罪を犯した者」に適用されると規定されており、インターネットを介した行為も国内で行われたものとみなされます。 - 刑法の賭博罪に該当するため
日本の刑法では、偶然性を伴う勝敗に財物を賭ける行為を「賭博」と定義し、これを禁止しています。
オンラインカジノは、金銭を賭けてゲームを行うため、この要件を満たします。 - 社会的影響と依存症の懸念も
オンラインカジノは、手軽にアクセスできるため、ギャンブル依存症のリスクが高いとされています。
また、反社会勢力の資金源やマネーロンダリングに悪用される可能性も指摘されています。
2024年には、警察が国内の決済代行業者を通じて利用者を特定し、摘発を進める手法を強化しました。
また、広告や宣伝活動も「賭博ほう助罪」に該当する可能性があるとして、取り締まりの対象となっています。



オンラインカジノは違法だから、やっちゃダメなんだね!



利用しないようにしましょう。
世間の声は


まとめ|オンラインカジノはいつから違法?なぜ違反なの?
オンラインカジノは、明治時代からの刑法に基づき違法とされています。
特に2013年以降、政府がその違法性を明確にし、近年では取り締まりが強化されています。
日本国内からオンラインカジノを利用することは、
賭博罪に該当し、罰金や懲役刑の対象となるため、利用は厳に慎むべきです。
パチンコやスロット、競馬・競輪が良くて、
オンラインカジノはダメと言われても正直納得は出来ませんが、
そういう法律である以上、国民はそれを守るのが当然になりますね。
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