「トカラの法則」とは、トカラ列島付近で地震が発生すると、
その後に日本各地で大きな地震が起きるという噂のことです。
実際に、過去のトカラ列島周辺での群発地震と、
その後の大地震を関連づける声も少なくありません。
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目次
トカラの法則とは?
「トカラの法則」とは…
鹿児島県のトカラ列島近海で群発地震が発生すると、
その後に日本国内の別の地域で大地震が起きるという説です。
この法則は、過去の大地震(例:東日本大震災や熊本地震)の前に、
トカラ列島で群発地震が観測されたことから、SNSや一部のメディアで広まりました。

本当に当たっているのかな…?



過去の事例をまとめてみました!
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過去の事例|トカラの法則


年・地震名 | トカラ列島での群発地震 | その後の大地震 | 噂の拡散状況 |
---|---|---|---|
2011年 東日本大震災 | 直前に複数回発生 | 東日本大震災(3月11日) | SNS等で話題 |
2016年 熊本地震 | 4月1~8日に9回発生 | 熊本地震(4月14日) | SNS等で拡散 |
2024年 能登半島地震 | 2か月間に46回発生 | 能登半島地震(1月1日) | SNS等で拡散 |
2025年 トカラ群発 | 6月下旬~7月上旬に多発 | ー(現時点では未発生) | SNSで再燃 |



これはちょっと…怖くなるね。



専門家の意見も調査しました。
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トカラの法則|噂の真相と専門家の見解


専門家の意見は?
- 科学的根拠はない
気象庁や地震学の専門家は、「トカラの法則」に科学的根拠は一切ないと明言。
日本は地震多発地帯であり、特定の地域の群発地震が他の遠隔地の大地震を誘発することはないとされています。 - 観測技術の向上
トカラ列島での地震活動が注目される背景には、観測技術の進歩があり、以前は記録されなかった小規模な地震も検知されるようになったことが挙げられます。 - SNSでの噂拡散
特に2025年7月5日に大災害が起きるという噂が広まっていますが、これは漫画『私が見た未来』の内容が誤解されて拡散されたものです。
作者自身も「その日に何かが起きるわけではない」と否定しています。
過去にトカラ列島周辺で地震が起きた後に大地震が発生した事例はあるものの、因果関係は証明されていません。
SNSや一部メディアでは不安が広まりやすいですが、専門家や気象庁はこの法則をはっきりと否定しています。
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