2025年開催の大阪・関西万博で、
アンゴラ館やマルタ館など海外パビリオンの工事を巡り、
複数の下請け業者から「代金が支払われていない」との声が上がっています。
元請け企業の倒産や契約の不履行が背景にあるとされ、行政の対応や責任の所在も問われています。
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目次
大阪・関西万博で未払いが発覚
主に元請や中間業者の倒産、資金流用、多重下請け構造、契約不備などが背景にあると言われています。
被害にあったのは主に下請け・孫請け業者で、
工事代金の未払いによって経営危機や倒産に追い込まれるケースが出ています。
万博協会や行政は「民間同士の契約問題」として直接介入を避けてきたものの、

なんでこんなことに…
お金の流れはどうなってるの?



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未払い工事費はどこへ消えた?


1|中間業者・元請けの資金流用や持ち逃げ
2|資金繰りの悪化による消滅
3|保険金請求の未実行・未承認
- 外国政府発注分を含めた工事には「万博保険」が適用可能で、未払い発生時には大部分を保険でカバーできる仕組み。
- にもかかわらず、元請企業が保険請求を行わない、あるいは承認が下りないまま放置され、資金が保険会社の口座や請求手続きの段階で止まっている疑いがある。
4|多重下請け構造による資金の目減り・不明確化
- 1次、2次、3次と多重下請け構造が複雑化し、上流で資金が止まったり、中間で「中抜き」されたりすることで、最終的に末端の下請け業者に資金が届かないケースが多発
- 多重に重なる下請け契約の間で、工事の追加分や遅延損害金を相殺する形で社内損益を調整。
- 特にマルタ館(1.2億円)、中国館(1.47億円)、アンゴラ館(4,300万円)などで追加工事費用の増大を理由に「全額支払済み」と見なす動きがあったと報告されている。
工事費が本来支払われるべき下請け業者に届かず、
途中で「消えて」しまっている実態が多く、明確な使途が不透明なままの場合も少なくありません。
一部では刑事事件(横領など)に発展する可能性も指摘されています。



やっぱり中抜きか…



なんとか下請けさんへの救済があると良いのですが…
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まとめ|未払い工事費はどこへ消えたの?


未払い工事費は、元請けや中間業者の資金流用・横領・資金繰り悪化などによって、
下請け業者に届かず消滅・不明確化しているケースが多いと推測されます。
多重下請け構造や杜撰な資金管理が根本的な背景となっているようです。
誘致した組織が責任を持って対応してくださることを望みます。
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