セブンイレブンの商品が「改悪された」との声が広がり、一部ではボッタクリとまで言われています。
特に注目されているのが、弁当やスイーツの“上げ底”や、見た目だけ豪華に見せる“ハリボテ”仕様のパッケージです。
セブンイレブンの改悪とは?いつから?
セブンイレブンで「蟹・いくら・紅鮭 三種具材の海鮮重」って弁当を買った。めっちゃ上げ底やった><
2010年3月20日
なんと、10年以上前から、セブンイレブンの「上げ底」についての噂は広まっていたようです。
ただ、ネット上で本格的に批判が相次いだのは、2020年頃からだったようです。
ステルス値上げなどとも呼ばれ、コンビニユーザーから批判が集まりました。
ステルス値上げとは、商品の価格はそのままに、内容量や質を減らすことで実質的に価格を引き上げる手法です。
たとえば、同じ値段で提供しながら袋菓子の中身が減ったり、パッケージが小さくなったりする場合がこれに該当します。
消費者に気づかれにくい形で行われることから、「ステルス(こっそり)値上げ」と呼ばれます。
上げ底は、商品の見た目の量が多く見えるように、容器の底が上げ底になっているケースを指します。
たとえば、お弁当箱やデザートの容器で底が厚くなっていて、実際には量が少ない場合があります。
具体的に改悪されたと噂の商品を見ていきましょう!
【画像】セブンイレブン商品の改悪まとめ
- 容器の底上げ問題
- パッケージデザインの問題
- 商品の小型化や中身がスカスカ問題
- 値札の表示偽装問題
容器の底上げ問題
このような商品は、見た目のボリューム感を演出する一方で、実際には内容量が減少しているとの指摘があります。
パッケージデザインの問題
いちごの果肉が入ってるみたいに見えるね…
また、過去には、2020年に発売された「sonnaバナナミルク」が、
透明の容器の一部にバナナのピューレを視認させるかのようなプリントが施されていたことでも批判がありました。
なお、おにぎりの味は美味しかったもよう…
商品の小型化や中身がスカスカ問題
クリームの量についても、実際の商品の中身が少ないものがあるようです。
値札の表示偽装問題
こんな詐欺まがいの表示もしています 「ウコンの力」などの栄養ドリンク
置いてある商品と棚札が違うのですいろいろなお店で見ましたがほとんどそうです
「ヘパリーゼ」や「リポビタンD」なども同じ必ず高い商品の前に安い値段の棚札が置いてあり、その逆はほぼありません
確かに画像からだと、リポビタンファインの値札の後ろに、「ウコンの力」が陳列されているようにも見えますね。
よく見ないと、間違いそう…
セブンイレブンが嫌い・潰れてほしいとの声も
わたしはファミマ派だけど、たまに行くセブンイレブンは楽しみなんだけどな…
ステルス値上げや改悪の理由は?
- コストの上昇
- 競争力の維持
- 消費者への配慮
コストの上昇
セブンの「熟成だれの炭火焼き牛カルビ弁当」が7月2日、これまでの648円から100円以上の値上げとなる753円に価格が変更された。
同社の発表によると、「原材料の高騰」が原因というが、内容量に変更がないなかで約16%の値上げに、消費者からは「高すぎる」と不満の声も出ている。
特に、肉や米などの価格が高騰しているため、利益を維持するために商品の量を減らすことで対応している可能性があります。
競争力の維持
ファミリーマートとローソンが3カ月連続で前年同月に比べて増収している一方、セブン-イレブンは3カ月連続で前年同月比でマイナスになっている。
この事実に、驚いた人も多いのではないだろうか。
DIAMOND online
直接的な値上げを行うと、競争力が低下するリスクがあるため、ステルス値上げをせざるを得ないのかもしれませんね。
消費者への配慮
最近のインフレでコストが上がる中でも、我々消費者のために値段を据え置くためには、
商品を小さくしたりする必要があったのかもしれません。
値上げしても良いから、量をそのままにしてほしかった層もいるだろうけどね。
また、上げ底と言われる弁当の傾斜には、電子レンジで温めるための工夫であることが示唆されています。
弁当を均一に温めるための工夫だったそうです。
最初から教えてほしかった…
まとめ|セブンイレブン改悪まとめ
これらの改悪や問題点が積み重なり、セブンイレブンの業績にも影響を与えている可能性があります。
2024年8月中間連結決算で、セブンイレブンだけが大手3社の中で減益となったことが報じられました。
この業績不振の背景には、これらの消費者への不誠実な姿勢が影響しているのではないかという見方もあります。
ただ、セブンイレブンには素晴らしい商品もたくさんあります。
ファンもたくさん付いていますし、ぜひ、期待を越える商品を作り続けてほしいと思います!
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