フジテレビの元会長・日枝久氏と韓国の間には、
過去から囁かれる数々の噂があります。
一部では、その関係に「闇がある」とも言われていますが、
一体何が背景にあるのでしょうか?
日枝久のWiki経歴プロフィール
- 本名:日枝久(ひえだひさし)
- 生年月日:1937年12月31日
- 年齢:87歳(25年1月時点)
- 出身地:東京都(ルーツは岡山県)
- 学歴:1961年に早稲田大学教育学部を卒業
- フジテレビ入社:
1961年にフジテレビジョンに入社し、制作部門でキャリアをスタート - 役職歴:
1988年に社長に就任、2001年には会長に就任し、現在はフジ・メディア・ホールディングスの相談役を務める - テレビ業界の改革:
日枝氏は、1980年代から1990年代にかけてフジテレビの黄金時代を築き上げ、視聴率トップを獲得、特に、斬新な番組制作や韓国ドラマの導入など、文化的な影響を与える - デジタル化の推進:
放送業界のデジタル化に早期から取り組み、地上デジタル放送への移行を推進
日枝氏の功績は放送界にとどまらず、
外務省海外交流審議会委員や内閣府安心社会実現会議委員など、多くの公職も務めました。
現在、日枝氏はフジ・メディア・ホールディングス、フジテレビジョン、
産業経済新聞社の取締役相談役を務めているほか、
様々な文化団体の要職も兼任していますが、
日枝氏の長期にわたる影響力は、
フジテレビの経営方針や番組制作に大きな影響を与え続けており、
「院政」という言葉は本来、平安時代後期に天皇が退位後も政治的な影響力を保持し、実質的な権力を握る体制を指します。
しかし、現代では比喩的に使われ、表向きのリーダーではなく、引退した人物や影の存在が実権を握っている状態を批判的に表現する言葉として用いられることがあります。
「院政」という批判は、権力の不透明さや世代交代の妨げへの不満を表現しており、組織や社会の健全性を損なう懸念を示しています。
日枝久とフジテレビの闇とは
日枝久氏は、フジテレビの経営トップとして29年間にわたり影響力を行使し、現在もフジサンケイグループ代表およびフジメディアHDの取締役相談役として実質的な権力を保持しています。
この長期的な支配体制は「院政」とも批判され、経営の硬直化や現場の柔軟性の欠如を招いているとされています。
- 経営の硬直化:株主や視聴者の意見よりも、日枝氏の意向が優先される構造が続いているとされ、これが視聴率低迷や企画力不足の原因と指摘されています
- ガバナンスの問題:株主総会での改革要求が実現しにくい状況が続いており、経営の透明性や説明責任が欠如しているとの批判があります。
コネ入社や人事問題も
日枝氏の在任中、フジテレビでは「コネ入社」が横行していたとの指摘があります。
また、日枝氏は退任後も社長をはじめとする上層部の人事に影響力を及ぼしているとされ、これが組織の硬直化を招いているという批判があります。
セクハラ・パワハラ疑惑
日枝氏に関しては、セクハラやパワハラの疑惑も取り沙汰されています。
これらの問題は具体的な証拠が明らかにされていないものの、フジテレビ内部や関係者からの批判があるようです。
フジ関係者、内部の者だからこそ、見てきたそのエピソードがすごい。
「河田町時代は毎年、正月明けに女子アナを引き連れて、社内を練り歩いていました。女子アナは、日枝氏が面接で好みの女性を毎年1人、入れていたというのも局内外で囁かれていた。女子アナは自分の大奥とでも勘違いしていたのではないでしょうか」
そのほか、中止するはずだったイベントを鶴の一声で存続させたり、いまなら一発退場となるようなパワハラ、セクハラが当たり前だったそうだ。
日刊ゲンダイ
外資規制違反問題の対応で
フジテレビは過去に外資規制違反の疑いが浮上したことがあります。
この問題に関連して、日枝氏の経営責任が問われる場面もありました。
特に、他社であれば厳しく非難されるような状況でも、日枝氏の影響力により問題が曖昧にされたとの指摘があります。
フジテレビの外資規制違反問題は、フジ・メディア・ホールディングス(フジテレビの親会社)が放送法の外資規制に抵触していた可能性が指摘された問題です。
日本の放送法では、外国資本の出資比率が20%を超えると、放送局としての免許を維持できないと定められています。これは、放送の独立性を確保し、外部からの影響を防ぐためです。
2021年、フジ・メディア・ホールディングスが過去に外国資本の比率を20%を超えていた時期があったことが発覚しました。具体的には、2008年から2014年の間に20%を超えていた可能性があると報じられています。
問題が発覚した時点では、違反期間はすでに過ぎており、フジ・メディア・ホールディングスは現在20%以内に収まっていることから、免許取り消しなどの処分は行われませんでした。
日枝久と韓国の関係とは?
フジテレビでの韓国コンテンツ推進
日枝氏がフジテレビの社長および会長を務めていた約29年間(1988年6月〜2017年6月)、
フジテレビは韓国ドラマや韓国関連番組を積極的に放送し、いわゆる「韓流ブーム」の火付け役となりました。
- 高麗大学からの名誉博士号授与
2010年、韓国の高麗大学は日枝久氏に名誉経営学博士号を授与しました。
この授与理由として、日枝氏が日本の放送産業の発展をリードし、韓日間の文化コンテンツ産業の発展に貢献したことが挙げられています。 - 「韓流押し」への批判も
2011年には「フジテレビ騒動」と呼ばれる事態が発生し、フジテレビの韓国関連番組の多さや、韓国に偏向した報道をしているという批判が起こりました。
この騒動は日枝氏の経営方針と密接に関連していると指摘されています。 - 韓国との個人的な関係や背景に関する噂
一部では「日枝久氏は韓国(ソウル)出身ではないか」との噂が流れていますが、公式な情報では彼の出身地は日本の岡山県にルーツがあるとされています。
この噂の出どころは不明であり、信憑性に欠けると考えられます。
しかし、この関係は必ずしも肯定的に捉えられているわけではなく、
「韓流押し」に対する批判や、フジテレビの偏向報道への懸念も存在しています。
世間の声は|日枝氏に対して
まとめ|日枝久と韓国の関係とは?
日枝久氏は、フジテレビの経営者として韓国との文化交流を推進し、
日韓間のコンテンツ産業の発展に寄与しました。
しかし、その一方で「韓国寄り」との批判や噂が生じるなど、賛否両論が存在するようです。
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