今シーズン、Jリーグで上位を走る町田ゼルビアですが、サッカーファンの間で卑怯と言われることもあるようです。
町田ゼルビアが「卑怯」と言われる理由には、黒田剛監督の戦術や言動が影響しているのではないかと囁かれています。
特に、黒田監督が指導する守備的で徹底したプレースタイルは、一部のファンや対戦相手から消極的だと批判されることも。
町田ゼルビアが卑怯との声
J1のチームは町田と言う卑怯な チームに負けたく無い
なぜこんな風に言われるの…?
理由を調査してきたよ!
町田ゼルビアが卑怯と言われる理由は
プレースタイルと戦術
- 守備重視の戦術::攻撃的なサッカーよりも結果を重視する戦略を取っている。
- ファウルの多用:相手の攻撃を妨害するためにファウルを多く使う傾向がある。
- 時間稼ぎ::セットプレーの準備時間を長くとるなど、試合の流れを遅くする戦術。
特に日本では、代表でもお馴染みの、パスサッカーで相手の守備を崩す攻撃的な展開が好まれます。
これらの戦術は、サッカーの「美しさ」や「面白さ」を損なうと批判されることも。
しかし、これだけなら「卑怯」とまでは言えないでしょう。
より批判が集まっている原因として、
町田ゼルビアは、ロングスローや時間稼ぎなどの戦術を多用することで知られていて、
これらの戦術は効果的である一方、スポーツマンシップに反すると批判されています。
特に、ロングスローの際にボールをタオルで拭く行為や、スローインに時間をかけること、FW藤尾翔太によるPK前のボールへの水かけ行為などが問題視されています。
問題とされる行為については、次の章で詳しく解説しています!
ラフプレーの多さ
町田ゼルビアは試合中に多くのファウルを犯すことで知られており、他チームと比較して圧倒的に多いファウル数を記録することがあります。
このような激しいプレースタイルは、相手選手への怪我のリスクを高め、「汚い」プレーとして批判されることも。
しかし、激しいプレーというのは、今までの日本代表に足りなかったものでもあり、町田の激しいプレーに一定の評価をする声も聞かれました。
資金力による選手補強
これによってJリーグで実績のある外国籍選手の獲得など改革が進みました。
資金力を背景に新たな選手を獲得し、大量19人の大型補強を行ったものの、開幕後も積極的な補強を続け、さらに5人の新加入選手を加え、J1昇格を果たしました。
この急激な成長は他チームのファンから嫉妬や反感を買ったことでしょう。
特に、ライバルの東京ヴェルディからバスケス・バイロン選手を獲得したことが「禁断の移籍」と話題になっていました。
黒田剛監督への批判
今シーズン天皇杯2回戦では筑波大学に敗れた際に、相手のラフプレーで4人の負傷者が出てしまったときに、
筑波大学の一部選手に対して「非常にマナーが悪い」と苦言を呈したほか、批判の対象は小井土正亮監督の指導法にも。
「家族がいるからね。子供たちも良い気がしない」と批判や誹謗中傷に言及したという。
町田ゼルビアもファウル数の多いクラブなのですが、自チームに負傷者が出たためか、一方的に相手選手や相手監督の指導法まで言及したことで、
一方的に文句だけ言ってこの言い分は「卑怯」極まりない
筑波大の選手や関係者、審判の方々にも家族はいる
町田もラフプレーしてきたからな
などと、筑波大批判発言を巡る厳しい意見が噴出する事態に。
他にも、米スポーツ専門サイト『ジ・アスレチック』に特集された内容は、
彼には闇の魔術がある。
明文化されているルールと暗黙のルールの両方を曲げる、少しばかり陰湿なやり方で、相手を苛立たせる。たとえば、彼は相手選手がスローインをするとき、数センチ離れたところに立っていた。相手にボールを返す場面で、彼はボールを逆方向に転がした。彼がサイドラインでピッチに唾を吐く癖に、人々は苛立っている。不正行為は存在しないものの、町田は汚いチームだとレッテルを貼られている
また、ピッチに唾を吐く姿が切り取られX(旧Twitter)で拡散されると、その行為にも批判が。
ただ、ピッチに唾を吐く行為自体は決して珍しいことではなく、一部を切り取られ拡散されたことには同情の声も多く見られました。
また、青森山田高校監督の時代にも、ピッチサイドに来たボールを違う方向に投げた動画が残っており、その時も批判されたことがあるようです。
ただし、そちらも違う方向から来た選手に渡そうとしただけであり、悪い印象の部分が切り取られてしまったみたいですね。
町田ゼルビアが批判された試合の内容は
FW藤尾翔太の水かけPK
キッカーを任された5月15日の東京ヴェルディ戦の60分に、藤尾は初めてボールの表面に水をかけるルーティンをはじめた。
これをゴール右下へ正確に決めると、6月30日のガンバ大阪戦の61分にも、同じルーティンをしかけた後に、今度はゴール左へ勝ち越し弾を叩き込んでいる。
REALSports
サッカーの競技規則のなかには、17条のどこにも「ボールに水をかけてはいけない」とは明記されていない一方で「水をかけてもいい」とも記載されてもいません。
ボールに掛けることは想定されていないため、スポーツマンシップに反する行為とみなされて、警告対象になっても不思議ではないといいます。
ボールに水を掛ける行為を他クラブはどう感じるのか。J2クラブのGKコーチはこう語る。
「キーパーの選手たちと話題になりましたが『嫌だよね』と。ボールを蹴った時の水しぶきは気にならないですが、藤尾選手の映像を見ると給水ボトルからドバドバかけている。水を含んだボールは芝生を滑るボールの勢いが加速しますし、キーパーはセービングの感覚が変わる。蹴るほうも感覚が変わって嫌じゃないかと思うんですけどね」
gooニュース
今後、類似の行為に対する明確なガイドラインが設けられる可能性や、選手の行動規範がより厳格化される可能性もあるかもしれませんね。
「タオル」とロングスロー問題
具体的には、2024年8月31日の浦和レッズ戦と9月28日のサンフレッチェ広島戦で問題が発生しました。
浦和戦では、町田のDFがロングスローを行う際に使用するタオルが、浦和のフィジカルコーチによって強奪されるという事件が。
さらに広島戦では、町田のロングスロー用タオルが広島側によって撤去され、さらに別のタオルに水をかける行為があったとして、町田の黒田剛監督が「反スポーツ的行為」として激しく抗議しました。
ビニール袋に入れたうえでタッチライン際に置かれていることもあるため、「邪魔」であったり「危険」と言われることもあるようですね。
これは確かに、意表を突くという意味では成功していると言えますが、卑怯と言われても仕方ないプレーかもしれません。
しかし、勝負の世界である以上、結果がすべてとも言えますよね。
難しいところだね…
町田ゼルビアにサッカーファンの声は
サッカーファンからは賛否両論あるみたい…
まとめ|町田ゼルビアが卑怯と言われる理由は?
これらの要素が組み合わさり、町田ゼルビアは「卑怯」というレッテルを貼られることがあります。
しかし、これらの戦術は勝利を追求する中で選択されたものであり、結果としてJ1昇格後も強いパフォーマンスを維持しています!
また、Jリーグ全体としては「JFAリスペクト・フェアプレーデイズ」などの取り組みを通じて、フェアプレーの精神を強化しようとしています。
このような背景の中で、町田ゼルビアのプレースタイルは今後も議論の的となる可能性もあるかもしれません。
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