3月の春場所で110年ぶりの新入幕優勝を果たした尊富士。
春場所14日目に負傷した右足首の回復が遅れて5月の夏場所は全休しましたが、
秋場所は3場所ぶりの初日からの出場で、中日まで全勝と実力を示しています!
そんな尊富士の「足の細さ」に注目が集まっているようです。
尊富士が足首や足が細い?
春場所では快挙を達成した尊富士ですが、14日目に右足首を負傷し、5月の夏場所は全休。
その影響からか、尊富士の足や足首の細さに注目が集まっているようです。
なんでお相撲さんなのに足が細いんだろう?
調査してきたよ!
尊富士が足首や足が細い理由は
- 遺伝的要因
- 相撲のスタイル
- 体型の特徴
それぞれ詳しく見ていきましょう!
理由①|遺伝的要因
名門、青森山田高で短距離選手でケガの苦しみを理解する母の前では1度たりとも、あきらめたり「辞めたい」と言ったことはなかった。
日刊スポーツ
尊富士の母親が短距離選手だったことが影響している可能性があります。
写真を見る限り、とても細くて、全体的にスラッとしている印象ですよね。
母親の遺伝子を受け継ぎ、足首や膝下の筋肉のつき方に特徴が現れているのかもしれません。
理由②|相撲のスタイルや大学時代の怪我
足首が細いことで、より素早い動きが可能になっているのかもしれません。
立ち会いの出足の速さを活かし、そのまま押していくなりもろ差しになるなどして一気に電車道で持っていく速攻相撲が持ち味。
大学時代の膝の負傷で然程の活躍ができなかった経験が膝に負担をかけない持ち味のスピード相撲につながったと分析している。
Wikipediaより
また、大学時代の膝の怪我の影響で、下半身のトレーニングがあまり出来なかった可能性もありますね。
理由③|体型の特徴
尊富士は下半身が華奢で細いのにナゼ幕内で勝ちまくる(現在10連勝)ことができるのでしょうか?上半身は筋肉モリモリですね、とくに肩の筋肉は凄いなと思いながら毎日、取り組みを見ています。
尊富士の体型は、上半身と下半身のコントラストが際立っているように見えるようですね。
この上半身の筋肉の付き方と下半身の筋肉の量の差が、足が細く見える原因の1つかもしれません。
足の細さと強さとの関係は
尊富士には下半身の細さを指摘する声がある。ただ、中村親方は「中臀筋とか大臀筋とか、お尻の筋肉はちゃんとついている」とし「そういう意味ではスピードとか、そういうものを含めた圧力。押す角度とかポイントがすごくいいのかな」と見解を述べた。
https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/825065
足は細くても、中臀筋や大臀筋といったお尻の筋肉はしっかりと発達しているとの指摘が。
「何にしても一つ一つの動きが速い。これは今の大型化(した力士)は速さについてこられない部分がある」
https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/825065
速攻を得意とするスピード相撲の達人として評価されており、細い脚が素早い動きに貢献している可能性もあります!
パワーよりスピードタイプなんだね!
足の細さによる怪我のリスクは
- 関節の安定性低下:細い足首は靭帯や筋肉の支持が不十分になりやすく、関節の安定性が低下します。これにより、捻挫や靭帯損傷のリスクが高まる可能性があります。
- 体重を支える能力の低下:細い足首は体重を支える能力に影響を与え、特に急激な方向転換やジャンプなどの動作時に骨折や捻挫のリスクが増加する可能性があります。
- バランス感覚への影響: 足首周りの筋肉や靭帯が弱いと、バランスを保つことが難しくなり、転倒のリスクが高まる可能性があります。
2024年春場所の14日目に右足首を負傷し、「右足関節外側側副靱帯損傷」と診断されました。
この怪我により、夏場所を全休し、十両に転落する結果となりました。
右足関節外側側副靱帯損傷(みぎそく かんせつ がいそく そくふく じんたい そんしょう)とは、右足首の外側にある靱帯が損傷した状態のことを指します。
足首の外側側副靱帯は、足首を安定させる役割を持つ靱帯で、転倒や捻挫などで外側に負荷がかかると、靱帯が伸びたり、断裂したりすることがあります。
主な症状は、足首の痛みや腫れ、歩行時の不安定感などがあります。
無事に復帰できて良かったね…!
まとめ|尊富士が足首や足が細い理由
尊富士の細い足首は彼の相撲のスタイルにおいて利点である一方で、怪我のリスクも伴う二面性があります。
今後の活躍には、このバランスを、どう保つかが重要な課題となるでしょう。
成績も大事ですが、無事に怪我なく千秋楽まで乗り切ってほしいですね!
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